OCPの試用をしたい場合は「登録+テスト」ボタンからメールを送信してOCP登録ガイドを入手するか、便利な資料のPDF文書から同ガイドを入手してください

現在までにOCPに関して前向きなコメントを多く頂いています。一方多くの質問も頂 いており、これらに対しては数ヶ月以内に回答をしたいと考えています。

FSCは利害関係者から意見を頂き、学びながらここまで来ました。是非この機会にOCPの開発に参加してください。利害関係者の抱える懸念のうちいくつかは、FSCが抱える懸念です。そのため皆様と一緒によりよいFSC® を作り、将来の森林を守るために努力をしていきたいと考えています。

以下のよくある質問が多くの疑問を解決してくれると信じています。ここに掲載されていない質問についてはヘルプデスク(support@ocphelp.zendesk.com)またはFSCジャパン河野(e.kohno@jp.fsc.org)にメールを下さい。

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OCPについて

OCPはOnline Claims Platform(オンラインクレームプラットフォーム)の略です。これは認証取得者のためのプラットフォームで、ここにFSC認証製品の取引が記録されます。つまり、FSC認証製品の顧客は、仕入先の請求書にあるFSC表記をOCPに入力(転載)します。これらの入力事項は、後日仕入先によって確認され、両者がその表記が正確であることに合意します。

OCPがどのように機能するかについては、FAQカテゴリーの「OCPワークフロー:基本」をご覧ください。

FSCシステムに関係している数千の企業、何百万ヘクタールの森林、数十億ドルの価値がある認証製品について、単純な真実、つまりFSC全体の成功は、FSCブランドの整合性に依存しているということが忘れられがちです。

絶対に確実なシステムなどは存在しません。FSCシステムもその例外ではありません。これまでに、FSC認証製品が実はFSC認証されていなかったことが判明し、そうした製品を販売した企業に財務面、評価面で問題を引き起こしてきました。

このような問題に対処するために、FSCはFSCシステムの強化を進めています。OCPを導入することで、FSCはさらに徹底した方法によって取引が合法であるか否かを監査、確認することができ、これによってサプライチェーンの過程を移動する製品が実際にFSCの認証を受けていることがより確実に保証されるようになります。

OCPなどのシステムが存在しない場合、このような問題の規模を測定することができないため、FSCシステムの全領域において正確、代表的かつ定量化可能なデータを得ることもできません。

しかし、不正確な表記が関係企業に重大な問題と経済的損失を引き起こしている事例が数多く報告されており、FSCシステムで不正確な表記が行われることは、FSCにとって目新しいことではありません。また、不正確な表記について合法かつ許容できる閾値が存在しないことを強調することは重要です。なぜなら、そのような不正確な表記はFSCシステムの信頼性を低下させ、正当な認証取得者に悪影響を与え、FSCのすべての利害関係者ための価値を損なってしまうからです。

すべてのシステムと同様に、FSCは、問題が発生した時点でその問題に対応し、効果的な解決策によって強力なシステムを維持する必要があります。これらの問題を無視すること、又はこうした問題が拡散しないことを単に期待するだけでは、効果的な戦略とはいえません。

非認証組織がOCPを使用している組織に製品を販売し、購入者がOCPで販売者と接続しようとした場合(つまり、請求情報を検証するための最初のステップ)、購入者は、COC番号の保有者情報がその購入者の仕入先である非認証販売者のものと一致していないことが分かります。つまり、これによって購入者は即座に、その仕入先が有効なFSC表記を提供できないこと、またその販売者組織が不正行為を行っていることがわかります。

将来的には、購入を行う組織がOCPに登録できるようになり、自分が購入した製品がFSC表記された製品かどうかを確認できるようになります。

非認証組織はOCPシステムを使用していないため、OCPは、非認証組織にFSC表記を提供する他の非認証組織について把握することはできません。

個別の組織が製品に関する不正確な表記を意図的に行おうとする場合と比べて、共謀には積極的な協力と組織の境界線を越えた取り組みが必要なため、本質的に可能性は低いと考えられます。さらに、OCPが完全に導入され、すべての認証取得者と認証機関が使用するようになれば、2者の認証取得者が協力して共謀を行ったとしても、虚偽の請求情報を入力することは非常に困難になります。

顧客がOCPに購入情報を記録すると、その仕入先は顧客の購入情報と自身の請求情報が一致していることを確認しますが、その際仕入先の販売量と仕入先の仕入れたFSC原材料の量に整合性がある必要があります。仕入先がその販売量に相当するFSC原材料を所持している場合、虚偽の請求情報ではないことが確認できます。虚偽の請求情報を入力しようとする場合、仕入先のさらにその仕入先から関連する原材料を入手する必要があります(つまり共謀を行うには、最初の2つの企業を超えてはるか森林にまで遡る必要があるでしょう)。共謀相手である仕入先が森林管理ユニット(FMU)の場合には、これよりは簡単かもしれません。しかし、OCPによって共謀の可能性は、監査で問題を特定できる可能性が高いサプライチェーンの領域に限定されます(FMUとその直接顧客との間に限られる)。

FSCの認証取得者数とFSC認証製品が増加しているため、既存の監査体制に沿ったより拡張性のある方法を開発する必要があります。取引企業間の取引量の整合性確認のために監査が必要とされる場合にも、監査員が取引当事者間の取引の一部を確認するだけでも多くの時間と費用がかかります。しかし、OCPでは全取引をほぼリアルタイムに確認することができます。FSCは、28,000以上のFSC認証取得者が正確な取引を実行できるように、必要な情報を管理拡張性のある方法を必要としています。

加えてこのソリューションには、非常に安全性が高く、すべての認証取得者が24時間365日アクセス、利用でき、かつレポート作成ツールを使用して関係者にデータを提供できることが求められます。これらの要件を満たすことができるのは、インターネットベースのソリューションだけなのです。

FSCは、OCPの導入を決定する前にいくつかの選択肢を検討しました。

選択肢1:監査を増やし、内容も改善する

仕入先と顧客の間で行われる請求は互いに比較、確認されないため、不正確な表記に関する問題は監査よっては解決されません。さらに監査には費用がかかるため、認証取得者に経済的な追加負担を強いることになります。監査を増やしたとしても、監査員が常駐していない限り、確認対象となる取引書類の数はわずかしか増えません。

選択肢2 :紙ベースの取引証明書を導入する
この案は問題を解決できるかもしれませんが、27,000以上の認証取得者のニーズを満たすには費用がかかり過ぎ、拡張性もありません。また24時間365日アクセス可能なオンラインソリューションに比べて、証明書の印刷や追跡に多大な労力と費用が必要です。

選択肢3:何もしない
FSCの場合は、何もしないことは実行可能な選択肢ではありませんでした。FSCシステムの信頼性と整合性維持のため、本システムでは不正確な表記を一切受け入れることはできません。

監査は、FSCシステムの整合性にとって明らかに重要な側面ですが、FSCの認証取得者数と個々の認証企業が行うFSC表記の数が増えるにともない、既存の監査体制に沿ったより拡張性のある方法を開発する必要性が高まっています。監査を増やしたとしても、監査員が常駐していない限り、確認対象となる取引書類の数はわずかしか増えません

監査は費用がかかるため、監査を増やすと、認証取得者に経済的な追加負担を強いることにもなるでしょう。

FSCは、紙ベースのCoC認証システムの一環として物理的な取引証明書の使用を検討しました。しかし、膨大な認証取得者数と取引量に対応するには、この方法は規模や資源の観点から非現実的であると考えられます。

何もしないことはありえません。FSCシステムの信頼性と整合性維持のため、FSCシステムでは不正確な表記を一切受け入れることはできません。

OCPは2011年から開発が続いており、これまでに様々な産業や地域において、生産規模の異なる利害関係者と協議を積み重ねてきました。大手グローバル企業から中小企業の認証まで各種協議されています。

新しいシステムでは多くの異なるニーズを満たす必要があります。ですから、様々な利害関係者との協議と試験期間は非常に重要です。このプラットフォームはまだ試験段階であり、システムを最適化し、認証取得者のニーズを満たせるように、引き続き利害関係者からのフィードバックを求めています。

まだ多くの問題が残されていますので、今後も引き続きOCPについてのお考えやご意見をお伺いしたいと思います。FSCシステムの利用による相互利益及びFSCによるネットワークの保護と強化を実現するOCPを構築するため、皆様のご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。

試験期間については、FAQカテゴリーの「ベータ期間」をご覧ください。

OCPは24時間365日アクセス可能なオンラインシステムであるため、システムに入力された新しい情報はすぐに表示されるようになります。つまり、すべてのFSC認証のステータス及び範囲は常に更新され、それによってデータの正確さ、さらにFSCシステム全体の整合性も改善されるのです。

OCPは、すべての認証取得者が以下のことを行うことができるようシンプルかつ洗練されたツールを提供します。

 

  • 自身の認証データの正確さを維持する
  • 自身の承認済みFSC仕入先の正確なリストを維持する
  • 購入したすべてのFSC原材料に関係のある請求情報について、体系的にチェックし、納入される製品についてFSC表記の正確さを確認する

これらの機能により、FSCの認証機関は仕入先の記録と顧客が当該仕入先から購入した認証製品の記録との間の正確さについて検討、確認を行うことができます。OCPがなければ、監査員は取引当事者間の取引の一部を確認するだけでも多くの時間と費用がかかります。しかしOCPでは全ての取引をほぼリアルタイムで確認することができます。
また、このプラットフォームでは、参加する27,000以上の認証取得者に対応できる拡張性のあるシステムによって、受領したFSC認証製品が適切なFSC表記に基づき、真にFSC認証製品であることが保証されます。

OCPは、FSCシステムの信頼性と整合性、それによるご自身のFSC認証を保証するだけでなく、以下のようなCoC認証に関する認証要件について、管理上の負担を軽減することを目的とする機能も提供します。

 

  • 認証取得者は仕入先の認証の範囲やステータスの変更について自動的に通知される。
  • 年次監査プロセスに役立つ情報(要約版)がOCPで利用できるようになる。たとえば、確認された仕入先リスト、FSC認証製品タイプごとのFSC認証原材料の取引量に関する情報など。
  • 仕入先は、どのFSC表記が自分の顧客にとって重要かを特定することができ、マーケティングの機会を拡大することができる。
  • 原産国又は樹種に関する情報の自動的な伝達などが可能になることで、取引規制(例えばレイシー法(Lacey Act)、欧州木材規制(EUTR)など)の順守に役立つ情報が利用できるようになります。これは、あなたや顧客がサプライチェーン全体を確認することなく利用できます。

詳細については、FAQの「OCPシステムの追加機能」をご覧ください。

システム自体を使用することについては、ご自身の認証に対して追加される費用はありません。つまり、FSCの認証を受けた事業体がOCPを使用する際には手数料がかからないことになります。

しかし、事業体の多くはシステムを導入するためのコストを負担しなければなりません。多くの認証取得者には、システムの導入、新しい内部ワークフローの立ち上げのために人的資源の投入が必要になります。

事業体が現在使用しているITシステムにOCPを導入するというオプションには、多くの場合、費用が伴うこともわかっています。具体的なコストは、OCPをワークフローにどのように統合するかによって事業体ごとに異なります。

OCPのビジネスプロセスへの統合については、FAQの「OCPワークフロー:基礎」をご覧ください。

近日中にから、すべての認証取得者は本格稼動するシステムにアクセスできるようになり、OCPへの登録、使用によりFSCのCOCプロセスの管理に役立てることができます。

 

2014年の間は、システムはベータモードのままで、ソフトウェア機能の完全性テストとフィードバックを行い、ユーザは記録された請求情報と接続が定期的に削除される「デモ」アカウント、又はユーザが変更しない限り、記録された請求情報と接続がすべて永続的に保存される「ライブ」モードのいずれかを選択することができます。ベータ期間、デモモード、ライブモードについては、FAQカテゴリの「ベータ期間」をご覧ください。

 

2014年の延長されたベータ期間は、ビジネスプロセスへの統合に向けて完全で綿密な試験を実施するためのものです。そのため、この期間中に更新や新しい機能が導入されることが予想されます。OCPの試験については、「ベータ期間」に記載されている「なぜシステムをテストするのか?」をご覧ください。

OCPは、クロアチア語、デンマーク語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、簡体字中国語、ポーランド語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語で利用できるようになります。これらの言語は、企業が翻訳版を強く希望した言語です。

FSCでは今後も、他の言語への翻訳が必要かどうかをモニターしていきます。

はい。OCPは、2014年初頭に利害関係者との協議に向けてリリースされるCoC基準の次回草案に含まれます。

AAFの増額とOCPの導入はたまたま2013年に起こったために、AAFを増額してOCPの開発
予算を確保したように見えます。しかしこれらのイベントは独立しています。OCP開
発のための予算はAAF増額の前に決まっており、増額されたAAFからはOCP予算へ配分
されていません。

ベータ期間

2013年の後半、OCPシステムはクローズドベータ試験において、世界中から選ばれた企業による徹底したテストが実施されました。システムのテストは2014年も継続されます。

 

2013年に登録、追加された企業は、2014年1月から2014年4月まで「デモ」モードのままで、この試験に追加されます。デモモードは他の認証取得者も利用できます。デモモードとアクセスの方法については、「デモモードとは何ですか?」をご覧ください。

 

近日中にベータ版は、リアルタイムの完全運用版OCPであるライブモードの運用も開始します。ベータ期間中に登録してライブモードを選択すると、正式なOCPアカウントが有効になります。つまりOCPの「デモ」バージョンをテストするか、OCPの「ライブ」バージョンの使用を開始するかを選択することが可能です。この2つのモードの違いは、 「ライブ」バージョンでは請求情報及び接続が正式に登録され、通知が取引先に送信されますが、デモバージョンではすべてのデータが定期的に削除される点にあります。

認証取得者が、自身のビジネスプロセスにOCPを統合するために必要な取り組みを明確に理解するまでベータ期間は継続されます。

ベータ期間中は、認証取得者に「デモ」モードが提供されます。
デモモードでは入力されたデータが定期的に削除され、電子メールによる通知は停止されています。つまり、取引している仕入先自身がOCPデモモードに参加している場合を除き、あなたが彼らに接続要求を送信しても、彼らは電子メールによる通知を受け取ることはできません。そこで、あなたが取引先として接続したり、購入情報の記録を行ったりするためのダミーアカウントである「ベータテスト仕入先」も存在します。ベータテスト仕入先へのアクションは監査されることも、他の組織に表示されることもありません。

また、サプライチェーン内の2つの事業体が両者ともデモモードをテストしている場合、接続要求と請求情報を互いに送信し合うことができます。これらの事業体は電子メールによる通知の受信はできませんが、OCP自体に通知を表示することができます。

 

デモモードは定期的に更新されますのでご注意ください。これによってあなたのアカウント情報はすべて削除されます。削除された後は、再登録して仕入先に再接続する必要があります。請求情報の入力については白紙の状態に戻されます。

OCPでは、デモモードに参加している仕入先に接続する以外に、誰にも表示されない架空のデータに接続、入力できる「ベータテスト仕入先」アカウントもご用意しています。

また、OCPの「ライブ」モードに移行することを選択した場合、再度仕入先に接続する必要があります。

デモモードは2014年2月5日からご利用になれます。デモモードを使用するには、support@ocphelp.zendesk.comにメールを送信してください。デモモードサイトは、ocp-demo.fsc.orgからご利用いただけます。

「ライブ」モードはリアルタイムの完全運用版OCPです。ベータ期間中に登録してライブモードを選択すると、正式なOCPアカウントが有効になります。つまり、(あなたが特定の取引先を自分で削除しない限り)接続要求は正式なものになります。また、入力されたFSC表記はすべてシステム内に残り、接続された仕入先はそれらを見ることができるようになります。さらに、すべての通知が機能するようになり、電子メールによる通知を送信できます。ベータ期間中にライブバージョンに入力されたデータは、レポートとしてダウンロードして監査に使用することができます。

 

「ベータテスト仕入先」は、仕入先に接続して請求情報を記録するために、ライブモードにも存在します。ただし、この機能は請求情報の送信・接続方法を試験する目的に限って使用されるため、「ベータテスト仕入先」に対して行われたアクションは監査されることも、他の組織に閲覧されることもありません

ライブモードはOCPの完全版です。このモードを選択すると、ベータ期間が終了してもあなたのアカウントは影響を受けず、システムの運用が本格的に開始されたときにデータが削除されることはありません。

2014年4月1日の時点で、OCPに登録してライブモードの使用を開始することができます。ライブモードを使用する場合は、ocp.fsc.orgに登録し、ログインしてください。

認証取得者がライブモードを使用する場合、仕入先に接続要求を送信してください。仕入先が接続要求を受け入れるかどうかに関係なく、認証取得者はその仕入先に対する請求情報のOCPへの入力を開始することができます。入力されたこれらの請求情報は、仕入先がまだ接続要求を受け入れていないため、二者間で「ハンドシェイク通信」が確認された状態とみなされることはありません。ただし、認証取得者は取引量概要レポートと監査準備のために、このデータを使用することができます。

顧客がそのOCPアカウントにFSC製品購入情報を入力した後にアカウントが有効になった仕入先は、そのアカウントにFSC製品販売情報のリストが表示されます。このような販売情報については承認する必要はなく、仕入先のアカウントが有効になる前に入力された請求情報としての明確なマークが付けられます。

OCPシステムは、業界、事業体の規模に関係なく、すべての認証取得者にとって最適なプラットフォームになるように、慎重にテストする必要があります。また、試験することによって、FSCのCoC認証の要件を適用する際にOCPがいかに役立つかを知る機会になります。

システムが試験され、変更が加えられたとしても、そのような変更は、追加的な特性・機能にすぎません。OCPプラットフォームの基本特性は引き続き機能します。

安全性

認証取得者は、保有するOCPアカウントにアクセスできる人を管理することになります。認証機関は認証取得者の許可を得て、その顧客のアカウントにアクセスすることができます。認証取得者は自分のアカウントにアクセスできるユーザを表示することができ、アクセスできる人を削除したり、他の人を追加したりすることができます。認証機関がオフサイトで認証取得者のアカウントにアクセスする権限を与えられない場合には、認証機関は年次監査の際にオンサイトで認証取得者のOCP記録を確認する必要があります。

企業に対して苦情が申し立てられ、正式な調査が開始された場合、認定サービスインターナショナル(ASI)と問題となっている事業体の認証機関は、OCPに入力された同社のデータへの完全なアクセスを要求することができます。問題の企業は、ASIと認証機関がどのようにOCPの当該記録にアクセス、監査するかについて管理します。

FSC のスタッフや他の当事者は、集約されたデータを含め、OCP内のいかなるデータも閲覧することはできません。ただし、FSC OCPサポートチームとシステム開発会社であるHistoric Futuresは認証取得者の要求に応じて、必要な支援を提供するためのアクセス権を付与されることがあります。このようなアクセスはOCP利用規約に準拠します。利用規約の変更がある場合、変更案は、利害関係者との協議のために回覧され、FSC LEG -PRO-10-001の「契約当事者の一般手続き」に従います。

OCPは、ワールドクラスのセキュリティを提供するAmazonのWebサービスでホストされています。物理的セキュリティ及びインフラストラクチャのセキュリティの詳細については、こちらをご覧ください。また、OCPソフトウェア自体は独立した第三者エキスパートによって定期的にセキュリティがテストされています。OCPは、総合的な情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)を運用するHistoric Futures Ltd (HF)により、取締役会レベルの監督体制で開発、維持されています。HFのISMSはISO27001規格に基づいて設計されており、HFでは2014年4月までにこの規格に従って認証されるものと考えています。2014年4月までに認証されなかった場合でも、Historic Futuresが認証を取得するまで情報セキュリティマネジメントシステムは有効に実施されることになっています。

OCPのアプリケーションは、世界トップクラスのセキュリティとパフォーマンスを提供しているAmazonのWebサービスにホストされています。Amazon自身を含め、数千の大規模な国際企業がAmazonのホスティングサービスを利用しています。多くの事例研究がこちらに掲載されています。

2014年4月7日の週にHistoric Futures(HF)社とFSCはSSLのHeartbleedバグを認識しました。

多くのシステム同様にHF社でもウェブ上の認証情報を安全に暗号化するためにOpenSSLソフトウェアを使用しています。Heartbleedバグはこのソフトウェアを使用しているすべてのユーザーに影響があり、OCPも例外ではありません。

2014年4月13日にはOCPで使用されているサーバーのバグは修正されました。つまりHeatbleedに対するOCPの脆弱性は解消されました。

OCPのデータが改ざんされたと考えられる現象は確認されていませんが、脆弱性の性質を考慮すると、以下の予防措置が推奨されます:

・予防措置としてOCP申請に使用されたすべてのSSL認証情報は新しいものと取り替えられました。

・次回OCPを利用する際にはパスワードの変更をすることが推奨されます。

参照:

* OpenSSLの勧告: https://www.openssl.org/news/secadv_20140407.txt

* Heartbleedバグ: http://heartbleed.com/

データプライバシー、独占禁止法等の法律に関する考慮事項

誰がどこまでOCPの情報をみることができるのかは、現在のFSCの仕組みと変わることはありません。つまりFSCはOCPのデータを見ることができません(認証取得者からの許可があればこの限りではありません。より詳細な情報は利用規約をご覧ください)。
認証取得社の顧客と供給者は認証取得者が共有した情報のみを見ることができます。
認証機関は認証取得者の同意の下で情報を見ることができます。認証機関が見ることが出来る情報は、現在審査の中で確認をしている方法と同じものです。
FSCは取引情報やOCPの情報を見ることができません。

利用規約はOCPのベータ版に含まれています。こちらからも確認できます。

OCPでは個人情報や経理情報は収集しません。OCPへ入力された情報はすべて入力者に属します。情報をどのように共有するかは入力者が決定できます。OCPのデータは認証取得者が同意した場合、法律で要求された場合、裁判所から命じられた場合のみ共有されます。

FSCは認証取得者のアカウントやサプライチェーンなどを含むデータにアクセスすることはできません。認証取得者は問題が生じた際にOCPサポートチームにアクセス権を与えることにより、サポートチームがアクセスできるようになります。この際も認証取得者の管理の下でアクセスをすることになります。

アクセス及び登録

OCPは、一般に使用されているWebブラウザを利用して、又は他のITシステムとの統合により、インターネットを介してアクセスすることができます。ブラウザベースのユーザインターフェイスであり、ソフトウェアを追加する必要はありません。

コンピュータやインターネットアクセスを持たない事業体の場合は、自社のFSC認証を受けた顧客その他の人でこの作業を行うのに適しているとみなされる人物等(例:グループマネージャー、データ入力会社、コンサルタント)が代わりにOCPに請求情報を入力することができます。

インターネットアクセスが限定されているか、又はない場合、Excelファイルを電子メールでOCPに送信することが可能なスプレッドシートプロセッサを使用して、OCPに請求情報を入力することができます。この方法は、インターネットアクセスが限定されている企業の場合に実行可能です。インターネットにアクセスできない場合は、あなたの代わりに他の人にデータをアップロードしてもらうこともできます。自身のFSC認証を受けた顧客その他の人でこの作業を行うのに適しているとみなされる人物等(例:グループマネージャー、データ入力会社、コンサルタント)に依頼して入力してもらいます。

ocp.fsc.orgで登録できます。このサイトは近日中に登録を開始します。

 

あなたのデータはすべて、自動的にinfo.fsc.orgから転送されます。あなたが初めてOCPを使用する際は、info.fsc.orgにある現在の情報を確認することを求められます。

 

データの一部に誤りがあれば、この機会に認証に関するデータを更新、修正することができます。どのような変更もあなたの認証機関と共有されます。認証機関はデータがocp.fsc.orgとinfo.fsc.orgの両方で更新される前にそれらを承認する必要があります。

 

データが正確であることが確認されると、OCPの試験又は使用の準備が整ったことになります。

 

「ライブ」モード、「デモ」モードのどちらも選択できます。デモモードは2014年2月5日から、ライブモードは近日中にご利用になれます。ライブモードを使用したい場合は、ocp.fsc.orgで登録しログインしてください。デモモードを試したい場合は、support@ocphelp.zendesk.comにメールを送信してください。デモサイトは、ocp-demo.fsc.orgでご利用いただけます。デモモードにはライブモードへのリンクが、またライブモードにはデモモードへのリンクがあります。これらのモードについての詳細については、FAQの「ベータ期間」をご覧ください。

現在のFSCシステムでは、認証取得者は個人情報の変更、製品グループの追加、樹種の追加などの場合には、info.fsc.orgの自分の情報を変更するように認証機関に連絡しなければなりません。

個人情報に変更が生じた場合に、認証機関を通じてFSCの内部データベースを更新することを忘れてしまうこともあります。そのため、info.fsc.orgのデータが常に更新されているとは限りません。

OCPに登録されると、変更が必要なときはいつでも認証データを修正、更新することができるようになります。つまり、OCPを使用すると今後の認証取得者の情報更新がより簡単にかつ効率的に行えるようになります。現在は、情報を変更するには認証機関に電話するか、電子メールを送信する必要があります。この方法は、いずれの当事者にとってもあまり効率が良いとは言えないことがあります。OCPが稼動すると、認証機関は変更について自動的に通知されるので、info.fsc.orgでそれらを確認、更新する必要があります。データがinfo.fsc.orgで更新されると、その情報はすぐにOCPに反映されます。

なお、認証機関は今後も情報が更新される前に、新しい情報を確認する必要があります。

2014年4月1日の時点で、OCPプラットフォームへの登録が開始されます。また、2月5日から、OCPは企業が実際にその使用を開始することなくシステムを試験できるように、デモモードで利用できるようになります。OCPの運用開始については「OCPについて」を、ライブモードとデモモードについては「ベータ期間」をご覧ください。

これを決定するのはグループマネージャーです。場合によっては、グループマネージャーがグループのすべての構成メンバーについてOCPを更新することができます。また、グループの各メンバーが自分のアカウントを管理することもできます。サブセット番号(例:XX-COC-000000A)を持つグループのすべてのメンバーには、OCPに対する独自のアクセス権が付与されます。現時点では、グループのすべてのメンバーがサブセット番号を持っているわけではありません。専用のサブセット番号を持たないでOCPへの専用のアクセスを希望する場合は、認証機関を通じてサブセット番号を設定するようにグループネージャーに依頼する必要があります。マルチサイトに関係する新しい基準の導入に伴い、サブセット番号はすべてのグループ認証の要件になることが予想されるため、このような状況は解決されると思われます。

これを決定するのはマルチサイトのマネージャーです。マルチサイトのマネージャーが当該認証のすべてのマルチサイトメンバーについてOCPを更新したい場合や、マルチサイトの各メンバーが自分のアカウントを管理したい場合があるかもしれないからです。サブセット番号(例:XX-COC-000000A)を持つマルチサイトメンバーには、OCPに対する独自のアクセス権が付与されます。マルチサイト認証の一部のメンバーは同じサプライチェーン及び/又は競合企業内にいる可能性があるので、マルチサイトの個々の成員の情報にアクセスできるのは、本人又はマルチサイトのマネージャーに限られます。

現在はOCPのテストのためデモシステムが利用可能です。OCPの登録、接続、使用は現在義務付けられていません。義務づけられるかどうかは、2014年 に行われる理事会の会議で決定されます。登録や接続が義務化された場合、遅くとも6カ月前にすべての認証取得者に対して通知が送信されます。また実際の使 用開始はさらにその後から始まることになります。

現段階で、FSCはOCPの義務化について懸念を持っている利害関係者と協議を重ねています。協議はまだ続いており、現段階では登録、接続、使用を義務化 する必要があるかどうかは明確ではありません。現在、寄せられている様々な意見を確認しながら、OCPの導入を進めるべきかよく検討しているところです。 FSCにとって、制度の信頼性とともに認証取得者にとって使いやすい制度とすることも重要です。そのため多く寄せられている懸念に対して、最善の解決方法 を見つけ、事務的な作業量も軽減できることを目指します。

登録や接続が義務化された場合、遅くとも6カ月前にすべての認証取得者に対して通知が送信されます。登録が義務化された後においても企業が登録しなかった場合、年次監査の際に軽微な不適合についての改善要求事項が発行されることになります。

OCPワークフロー: 基本

認証取得者が FSC表記を OCPに入力する法は3つあります。

  • ユーザインターフェース(UI)。購入ごとに該当するサイトに直接入力する場合(少量購入や統合請求に適する)
  • スプレッドシートプロセッサ(SSP)。フォーマットされたスプレッドシート(表)のことで、FSC表記はスプレッドシートのアップロードによって、又は各OCPアカウントユーザに特別に割り当てられた電子メールアドレス経由で(大量購入に適する)、特定のアカウントにおいて自動的に更新される。
  • 現在使用しているITシステムをOCPシステムに直接統合する(FSC表記のためにすでに統合されたITシステムを配備し、大量購入を行うような企業に適する)。

 ユーザインターフェースを使用することで、OCPウェブサイトにログインし、このガイドに従って、仕入先の請求情報をシステムに直接入力することができます。

頻繁に同じ仕入先から同じ製品を購入する場合は、複数の請求書を一回の入力にまとめるか、又は一括処理することもできます。

購入量が少ない場合や、請求を一本化又は一括処理する場合には、この請求情報入力方法が最適です。

スプレッドシートプロセッサ(SSP)を使用する場合、仕入先の請求情報は、個別化スプレッドシートに入力し、その後OCPにアップロードするか、購入タブの下に記載されている固有のSSPメール受信箱に送信します。

アップロードされたら、情報は自動的にOCPによって検証され、不備のある請求情報は電子メールにより返送されます。これらのエラーには、例えば、FSC表記の間違えや製品グループの間違えに関わるもので、仕入先の認証範囲に含まれないものを選択した場合に起こります。ファイルには一切問題がない場合、請求情報はアップロードされ、確認のために仕入先に通知されます。

購入量が多い場合には、これは適切なオプションです。SSPの段階的な使用方法を説明しているガイドをダウンロードするにはここをクリックします。

スプレッドシートプロセッサ(SSP)を使用する場合、仕入先の請求情報は、個別化スプレッドシートに入力し、その後OCPにアップロードするか、購入タブの下に記載されている固有のSSPメール受信箱に送信します。

アップロードされたら、情報は自動的にOCPによって検証され、不備のある請求情報は電子メールにより返送されます。これらのエラーには、例えば、FSC表記の間違えや製品グループの間違えに関わるもので、仕入先の認証範囲に含まれないものを選択した場合に起こります。ファイルには一切問題がない場合、請求情報はアップロードされ、確認のために仕入先に通知されます。

 購入量が多い場合には、これは適切なオプションです。SSPの段階的な使用方法を説明しているガイドをダウンロードするにはここをクリックします。

スプレッドシートは、ご自身のOCPアカウントでダウンロードすることができます。

スプレッドシートは、OCPシステムにアップロードされてから15分以内に処理されます。

請求情報は、リアルタイム、又は週1回、月1回で入力可能です。仕入先から請求書を受け取ってから6週間以内にOCPにデータを入力する必要があります。

OCP取引ブロックすることがないため取引先あなたの入力したFSC表記を承認する前にFSC認証製品を転売することができます。

このシステムは、重複する「取引識別子(請求書番号など)」を検知するため、同じトランザクションを二度アップロードすることはありません。請求書番号(又は他の識別子)は、その仕入先に固有のものである必要があります。請求書には、請求書ごとに固有であるべき複数の品目が含まれます。

仕入先のFSC表記を入力するコンピュータシステムをすでに使用している場合は、アプリケーション·プログラミング·インターフェース(API)を使用するができます。APIはコンピュータシステムとOCPをつなぐ機能を果たし、これにより両者がデータの送受信を行うことができます。

 

APIは、壁面の電源コンセントと同じような仕組みになっています。コンセントのピンの形状は規格で決められています。プラグはその規格に合わせて作られており、コードのもう一方の端にはどのようなデバイスでも接続することができます。APIにも同じ原理が当てはまり、標準Webプロトコルという定められた方法により接続する必要があります。コネクタのもう一方の端には、誰か他の人のシステムが接続されます。この二者間の接続の設計は全面的に顧客に委ねられています。

 

お使いのコンピュータシステムとOCPの間が接続されたら、仕入先のFSC表記はすべて自動的にあなたのOCPアカウントに入力されます。

APIを使用するにあたり料金はかかりませんが、実装コストは使用しているコンピュータシステムの複雑性、及び2つのシステムを実際に接続する際に必要とされる社内の処理能力に応じて、企業によって異なります。

 

事業体が今後APIを使用するようになれば、FSCは実装のコストとメリットに関する事例を収集し、当社のOCPとFSCインターナショナルのウェブサイトを通じて、すべての認証取得者とこれらの情報を共有したいと考えています。

OCPが義務付けられると、あなたはFSCのCoC認証取得者として、仕入先から受け取る物品の請求情報を入力し、顧客が入力した請求情報が正しいことを確認しなければなりません。

取引先に接続された後のワークフローは、以下の通りです。

 

  1. 仕入先からFSC認証製品を購入すると共に請求書を受け取る。
  2. OCPシステムに仕入先の請求書の情報を入力する。
  3. システムは自動的に、請求書がシステムに入力されたことを仕入先に通知する。
  4. 仕入先は、自身の請求書に基づいて入力されたデータを確認し、承認するか、問題がある場合には印を付ける。
  5. 仕入先が入力されたデータを承認した場合は、あなたはこの請求情報が承認された旨の通知を受け取る。仕入先が問題ありとして入力されたデータに印をつけた場合は、あなたはその旨の通知を受け取る。あなたの購入データが承認、記録される前に、あなたと仕入先との間でその問題を解決する必要がある。

 

このワークフローは顧客に適用されます。つまり今度は、あなたは仕入先として、顧客があなたの発行した請求書に基づいてOCPに入力するデータを承認する必要があります。
OCP取引ブロックすることがないため仕入先あなたの入力したFSC表記を承認する前に、FSC認証製品を転売することができます。

森林管理(FM)認証取得者、FM/CoC認証取得者又はCW/FM認証取得者として、あなたはサプライチェーンの最初のリンクになります。OCP上での請求情報入力は顧客から仕入先に対し行うので、仕入先の請求情報を入力する必要はありませんが、顧客があなたの発行した請求書に基づいてシステムに入力する請求情報について確認する必要があります。

そのワークフローは、以下の通りです。

 

  1. 顧客に製品を販売する。製品とともに、取引識別子(請求書番号など)を含む請求書を送る。
  2. 顧客は、請求書の情報を顧客自身のOCPアカウントに入力する。
  3. 顧客があなたのFSC販売請求情報をシステムに入力すると、システムは自動的にあなたに通知を送信する。
  4. 次に、あなたはこの入力データを確認する。入力データが正しい場合は、あなたはそれを承認する。データが請求書と一致しない場合は、問題ありとして印を付ける。なお、14日経つと請求情報は自動的に承認される。これを選択することもできる。
  5. 入力済みデータを承認したら、タスクは完了する。問題ありとしてデータに印を付けた場合は、顧客はその旨の通知を受け取る。合意できない点はあなたと顧客との間で解決しなければならない。

CoC認証に関する基準では、顧客ではなく認証取得者が、全てのFSC認証仕入先の記録を保持することが義務付けられています。そのため、多くの認証取得者は顧客がFSC認証を受けているかどうかは分からないのです。

 

OCPは、CoC基準に適合するように設計されています。現在のCoC基準でも顧客は、FSC表記を伴う購入品が認証仕入先から来ていることを確認しておく必要があります。OCPを使用してこれを行うと、これらの請求が正規の仕入先から来ていることが保証されるのです。

 

FSC製品の販売情報ではなくFSC製品の購入情報を入力する必要があることで、ほとんどの認証取得者は仕入先の数の方が顧客の数より少ないために負担が軽減されます。

 

ただし、一部の認証取得者では販売情報を入力する方が好ましい場合がありますので、これはOCPのオプションになっています。FSC製品の販売情報を入力したい場合、両取引当事者の合意が必要となります。その際、顧客はOCPアカウントのボックスをチェックして、その仕入先が請求情報を入力できるようにします。

仕入先が請求情報を入力することに同意する場合、仕入先によって入力された請求情報が自動的に承認されるまでの14日間は、顧客はシステムに記録された請求情報を確認、拒否することができます。

一部のサプライチェーンでは、仕入先が自身の請求情報を入力することの方が実用的です。これを実現するために、購入者が仕入先からの請求情報を入力する初期設定を、仕入先が代わりに請求情報を記録するように変更することができます。

 

仕入先が自身の販売請求を記録するには、取引の両当事者が合意しなければなりません。まず、顧客がOCPアカウントのボックスをチェックして、仕入先が販売情報を入力できるようにします。その時点から、顧客は請求情報を確認、承認、又は問題ありとして報告することに責任を負うことになります。

請求書の情報がOCPの入力情報と一致しなかった場合、販売者はいつでも請求情報を拒否することができます。

仕入先の認証が有効でない場合、OCPは情報の入力を許可しません。仕入先のFSC認証が無効になった時点で、あなたは直ちに通知を受け取ります。

OCPワークフロー:請求情報の入力

請求情報は、リアルタイム、又は週1回、月1回で入力可能です。仕入先から請求書を受け取ってから6週間以内にOCPにデータを入力する必要があります。

 

OCP取引ブロックすることがないため仕入先あなたの入力したFSC表記を承認する前に、FSC認証製品を転売することができます。

同様の請求情報は一本化したり一括処理したりすることができます。つまり、同じ仕入先から複数回、同じ製品を購入した場合、これらの請求情報をすべて月1回の入力に一本化できるということです。

OCPはこの請求情報を重複した入力として認識し、2回目の入力を承認することはありません。

あなたが購入した製品がFM/CoC認証取得者もしくはCW/FM認証取得者から、又は管理木材リスク評価を実施した(つまり、リスクに関する評価を受けた木材が含まれる製品をあなたに販売した)仕入先から供給されている場合、あなたは樹種と原産国を入力する必要があります。

OCPに入力する必要があるのは、現在請求書で必要とされている情報だけです。ただし、OCPに「製品タイプ」を追加してほしいという強い要望がありますので、これは今後、利用可能な選択肢になるでしょう。

購入したFSC原材料のうち、FSC表記をつけて販売する予定のものだけOCPへ入力をする必要があります。FSC表記付きの請求書を仕入先から受領しても、FSC製品の製造に使用されないケースが多くあります。FSC認証製品の製造に用いられない場合は、その原材料を年間取扱い数量に含めないことが認められています。

OCPに入力された仕入情報はOCP上の「ボリュームの概要レポート」にて集計情報として出力できます。

顧客が、顧客の仕入としてOCPに入力した情報は、自身の販売として同様にボリュームの概要レポートで集計情報を確認できます。非認証取得者に対してFSC表記付きの請求書を発行した場合は、OCP上に「非認証取得者への販売」として入力することも可能です。入力をすると、ボリュームの概要レポートにおいて、非認証取得者への販売集計情報が確認できます。ただし、OCPへの入力が必要なのは仕入情報だけなので、販売情報を入力することは必須ではありません。

これらの製品についてはFSC表記がされていないため、仕入先と顧客の両者にとってCoC認証基準の適用外になります。したがって、これらの製品はOCPに入力する必要はありません。

入力した請求情報情報を編集して、その製品が返品されたこと、又は(損傷を受けた分を返品して)実際に受け取った数量を示すことができます。OCPに入力された請求情報は、請求書やその他取引関連書類の内容と一致させる必要があります。

原材料の返品、戻入及び訂正は、あなたが現在行っているのと同じ方法で処理されます。製品を返品する場合は、あなたのクレジットアカウント又はFSC認証として販売可能な製品の数量から差し引かなければなりません。OCPには返品、戻入、訂正などの場合に、購入/受領を調整する方法があります。OCPには請求の訂正を可能にする機能があります。これは、両当事者(販売者と購入者)だけでなく、監査員にも表示されます。

OCPワークフロー:請求タイプ

OCPへの入力が必要なのは、FSC表記付きの請求書を有する購入だけです。「FSCリサイクル」繊維を購入した場合、OCPに入力する必要があります。FSC表記のないポスト(市中回収)やプレ(産業回収)原料を購入した場合は、FSC購入としてシステムに入力する必要はありません。希望する場合、「非認証のリサイクル木材仕入先」バケットの下で、この非認証材をOCPアカウントに入力することができます。

OCPへの入力が必要なのは、FSC表記付きの請求書を有する購入だけです。ですから、「FSC管理木材」を購入した場合には、OCPに入力する必要があります。独自のリスク評価によって管理木材として特定した原木は、OCPに入力する必要はありません。希望する場合、「非認証のバージン木材仕入先」バケットの下で、この原木をOCPアカウントに入力することができます。

パーティクルボードに、仕入先の管理木材リスク評価を受けた木材が含まれている場合、樹種と原産国が必要となります。仕入先はこの情報(樹種と原産国)をあなたに通知する必要があります。仕入先がFSC販売を入力するか、もしくはあなたがFSC購入を入力し、樹種と原産国を含める必要があります。認証取得者は、たとえば「混合広葉樹材」として樹種をグループ化し、いくつかの樹種をそのような特定のグループにまとめることができるようになります。つまり、毎回個別に各樹種を入力する必要がなくなるということです。

OCPワークフロー:他の請求書データ

はい。請求書が常に使用されるとは限りません。あなたが使用している文書で、現在FSCの監査基準を満たしていれば、どのような文書タイプでもOCPで機能します。

はい。この質問に関する方針は、現行の手続きとまったく同じです。FSC COC 40-004基準に従って請求書番号が必要とされます。ただし、請求書番号を使用していない場合は、CoC基準に従って、他の補足情報を使用することができます。

はい。この質問に関する方針は、現行の手続きとまったく同じです。FSC COC 40-004基準に従って、FSC表記やCoC認証番号が必要とされます。ただし、FSC表記と認証番号を別の方法で伝達できる場合には、CoC基準に従って、他の補足文書を使用することができます。

FSCの各請求(購入)は請求書IDに関連付けられており、複数の請求が毎週又は毎月の請求に一本化されている場合、各請求書のIDが照会情報になります。

仕入先が、同じ請求書に記載する製品ごとに異なる単位を使用したとしても、問題はありません。システムでは、請求書の各項目について数量単位を選択することができます。

OCPでの請求情報に記録される単位は、仕入先が請求書に入力した単位になります。ただし、取引量概要を作成するためにOCPを使用したい場合は、あなたのOCPアカウントからダウンロードできる「取引量概要」レポートで各請求について換算係数を挿入することができます。これによってすべての単位を一致させ、あなたの会社に入荷する総量を計算することができます。

はい。

このような製品タイプの不一致は許容範囲にあり、予想もされています。製品タイプがW4、W5 などのように異なるカテゴリとして請求されている場合、レッドフラッグが表示されます。

換算係数はOCPに入力されていません。認証取得者が監査のための取引量概要レポートとしてレポートを使用したい場合は、取引量概要レポートには換算係数の列があります。

はい。木材の受取りと請求書発行との間に時間的ずれがあってもかまいません。FSC COC 40-004基準に基づく現行の方針に従って、請求書が受領された時、又は製品の受領時にOCPを更新することになっています。

OCPワークフロー:請求情報の承認

顧客(仕入先の場合もある)により入力された請求情報を点検し、必要な場合は「問題あり」として印を付けるための期間は2週間です。 2週間経つと入力された請求情報は自動的に正しいとして承認されます。

顧客により入力された請求情報が正しいことを確認することは、FSC認証企業としてのあなたの義務です。OCPはこの義務をサポートしています。

2週間後に請求情報が自動的に受け入れられることは確かです。ただし、誤った請求情報はあなたの取引量概要に影響を与えるので、顧客が記録した請求情報を確認することは、あなたにとって大切なことです。取引量概要に矛盾があると、認証機関による監査で是正処置を要求されることになります。

OCPは取引をブロックすることがないため、仕入先があなたの入力した請求情報を承認する前に、あなたはFSC認証製品を製造・販売することができます。現在と同様に、入力済みの請求情報が承認される前に製品の出荷準備ができていて、かつ請求情報が誤っていることが判明した場合には、ADV-40-004-08(「不適合製品」)を適用する必要があります。

販売数が多いために、正確性の確認用に大量の請求情報の入力を受け取る企業の場合、CoC認証基準内で現在実施されているのと同様にサンプリングによる方法が利用できます。

サンプリング設定の要件は、企業の規模、部門、地域、製品タイプによるリスク評価に基づいて、認証機関によって決定されます。

OCPワークフロー:業界仕様

この質問に関しての方針は、現行の手続きとまったく同じです。FSC COC 40-004基準に従って請求書番号が必要とされます。ただし、請求書番号が使用されていない場合は、CoC基準に従って他の補足情報を使用することができます。また、その請求書も入力が必要です。したがって、6ヶ月分の月別受領を対象とする1枚の請求書がある場合、すべてのFSC購入数量を含め、その請求書を入力するだけでかまいません。

いいえ。印刷物のエンドユーザは、認証を受けているか、又はOCPに登録している場合を除き確認する必要はありませんが、このような認証製品の販売情報を入力しておくと、取引量概要レポートの作成や監査用に原材料数量記録を作成する際に役立つことがあります。非認証の顧客へのFSC認証販売を入力することができる「非認証顧客」バケットがあります。

非認証企業は仕入先が行う請求情報を記録する必要はなく、また当プラットフォームへアクセスすることはできません。非認証企業に製品を提供した場合、あなたはOCPに販売を入力する必要はありません。

ただし、OCPを取引量概要ツールとして使用し、非認証顧客へのFSC販売を入力したい場合には、FAQの「OCPシステムの追加機能」をご覧ください。

購入するFSC認証製品のFSC表記のみを入力するため問題ありません。多くの認証取得者は、特定の販売のために、複数の仕入先から各種のコンポーネントを特定量購入します。他の多くの認証取得者は、複数の仕入先から複数の販売に向けて各種のコンポーネントを購入します。このような状況とは関係なく、FSC認証材の購入情報のみをOCPに入力するので、特定の仕事や注文に関連付ける必要はありません。認証機関の監査員が、あなたが最終製品Zのために製品YをXユニット、またその製品に関連付けられる換算係数分使用したことを確認します。OCPはこうした詳細情報を追跡することはありません。

いいえ。認証取得者のみ、FSC購入をOCPに入力する必要があります。

OCP及び現行のFSC認証手続き

はい。一旦OCPの使用を開始すると、あなたの仕入先のいずれかがその認証を取り下げるか、又は一時停止/終了になった場合、自動的にかつ直ちに通知されます。それでも、40-004 CoC基準に従って、あなたの仕入先が認証範囲内の適切な製品タイプでFSC認証を受けていることを確認する必要がありますが、あなたが仕入先の認証範囲と一致しない内容の入力を行おうとした場合、OCPがこのような問題についてあなたに通知するため、実質仕入先の認証情報の定期的な確認は不要となります。

FSCトレードマーク基準は変更されませんので、広告宣伝用及び製品表示用のトレードマークについては、認証機関の確認、承認を受ける必要があります。 

OCPは、FSC COC 40-004基準に準拠して構築されています。この基準に従って、現在はFSC表記を請求書(又は補足書類)に記載する必要があります。これは認証取得者に義務付けられることになります。FSCは、印刷文書を減らすか、又は無くすことができるように、OCPがどのように補足文書として機能し得るかについて調査しています。

いいえ。FSC表記は、FSC-STD-40-004基準に従って請求書と出荷伝票に記載する必要があります。ただし、FSCは、印刷文書を減らすか、又は無くすことができるように、OCPがどのように補足文書として機能し得るかについて調査しています。

いいえ。OCPは特定の製品グループやクレジットアカウントを管理するために開発されたわけではありません。ただし、OCPシステムで取引量概要レポートを作成することは可能です。詳細については、FAQの「OCPシステムの追加機能」をご覧ください。

OCPシステムの追加機能

OCPシステムには、CoC認証基準に沿った方法以外でシステムのメリットを享受できるいくつかの機能があります。

 

通知 - OCPを使用して仕入先に「接続」するだけで、オンラインのネットワーキング機能を利用することができ、仕入先のFSC認証状況に関する最新情報を得ることができます。一旦接続されたら、OCPは仕入先の認証が何らかの点で変更されたときはいつでも通知を送信します。この通知は、認証機関がinfo.fsc.orgで情報を更新してから24時間以内に行われますので、最新情報が常に得られ、仕入先の認証を確認する時間が省けます。

 

検証 - 入力する請求情報はすべて、即座に仕入先のFSC認証の適用範囲と有効性を照合して点検され、あなたのFSC入力が正しいことを保証します。

 

コンプライアンス - 原産国と樹種に関する法規制の順守を証明するために必要なデータの収集は困難であり、時間がかかることがあります。OCPはあなたのためにこのような情報を管理しています。

 

報告 - OCPを使用することで、FSCの監査手続又はFSC数量の内部報告に必要な情報の管理は簡素化されます。OCPは、FSC認証仕入先レポート(最新の認証情報すべてを含む)、また仕入先が所定の期間に認証した総量を示す取引量概要レポートを提供することができます。将来的にその他のレポートも追加されるかもしれません。

あなたのOCPアカウントの「レポート」タブに、「ボリュームの概要」レポートがあります。

 

取引量概要ツールをさらに包括的にするには、入力する各請求情報に「製品タイプ」を含めることを検討してください。

 

FSC認証製品を非認証の顧客に販売する場合は、取引量概要ツールをさらに包括的にするために、「非認証の顧客」のラベル表示バケットにあるあなたのOCPアカウントに、そのFSC販売について入力することを検討してください。

多くの認証取得者にとって、EU木材規制(EUTR)やレイシー法(Lacey Act)などの取引規制を順守するために樹種と原産国に関する情報を取得、保持することは、法律上の要件になっています。公的機関は、違法伐採木材の取引を阻止するためにこのような情報をますます要求するようになっています。OCPの使用によって、FSC認証企業は自社の認証商品についてこのような情報を容易に入手できるようになります。

木材又は木材繊維が初めてFSCサプライチェーンで取り扱われる際は、木材の原産国及び樹種に関する情報が必要となります。森林管理(FM)又はFM/CoC認証から購入する認証取得者は、請求書に記載される通りに、購入した特定の材料の樹種とその原産国を入力する必要があります。

仕入先の管理木材リスク評価による木材が含まれている製品を購入する認証取得者もまた、樹種と原産国を入力する必要があります。また、この情報は(CoC認証基準に従って)仕入先が提供しなければなりません。

OCPはこの情報を使用して、サプライチェーン内のいずれかの段階における特定の製品について、可能性のある樹種と原産国を一覧表示する「ロジカルソースマップ」を生成します。可能性のある入力経路の数が多いほど、このような可能性のある樹種と原産国のリストも多くなります。

サプライチェーンを遡る情報は一切ありません。また、あなたもあなたの顧客も、サプライチェーン全体や製品が産出される特定の森林について確認することはできません。

ここから事例研究をダウンロードしてください。

ご自分のOCPアカウントの「レポート」タブで、あなたの会社で取り扱われた樹種と可能性のある原産国を一覧表示したレポートをダウンロードすることができます。

HISTORIC FUTURESについて

Historic Futures社は、オンラインクレームプラットフォームを開発する企業です。効率的でスケーラブルな方法により、サプライチェーンからのデータを収集、管理、保管することに特化したバリューチェーン管理と製品の整合性保証を専門とする英国企業です。

ここからHistoric Futures社のウェブサイトにアクセスしてください。

Historic Futures社(HF)は、効率的でスケーラブルな方法により、サプライチェーンからのデータを収集、管理、保管することに特化したバリューチェーン管理と製品の整合性保証を専門としているため、FSCは同社との提携を選択しました。HFは、OCPの構築基盤であるストリング(文字列)を設計、提供しています。HFには柔軟なストリングプラットフォームとこの種の複雑な取引データを処理する専門知識があり、必然的にFSCのパートナーとして選ばれました。

Historic Futures社は、OCPのシステムの開発を目的としてFSCと契約を締結しています。FSCはすべての開発過程で同社と協働し、OCPシステムに対する権利をすべて保持しています。

OCPに関する質問は、FSCまでお問い合わせください。問い合わせ先はここから確認できます

OCPは、AmazonのWebサービスを使用してホストされており、FSCは、OCPシステムに対する権利をすべて保有しています。したがって、Historic Futures社との提携が中止されたとしても、このシステムは継続して運用されます。

Historic Futures社は、一切のデータを秘密情報として保持し、データを入力する認証取得者がデータを保護、制御することを定めたパートナーシップ契約をFSCと締結しています。さらに、システムを使用する場合は、データの所有権、データのセキュリティ及び機密性を対象とする利用規約を承認する必要があります。利用規約については、OCP- info.fsc.orgサイトに掲載されています。

サポート

OCPの使用方法についてのクイックガイドは、ここから入手できます。このサイトでは、質問したり、ヘルプデスクを通じてフィードバックを受け取ることができます。

 

OCPとクイックガイドは、クロアチア語、デンマーク語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、簡体字中国語、繁体字中国語、ポーランド語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語で利用できるようになります。FSCでは今後、他の言語への翻訳が必要かどうかをモニターしていきます。

OCPのサポートサイト内でご質問に対する答えが見つからない場合は、電子メールでサポートチームにお問い合わせいただき、問題を解決してください。

サポートチームに質問を提出するには、次の3つの方法があります。

1. https://ocphelp.zendesk.com/anonymous_requests/newから質問チケットを送信する

2. support@ocphelp.zendesk.comまで電子メールを送信する

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はい。数名のコンサルタントと提携しており、OCPの使用方法について認証取得者に理解してもらうために、グローバルに活動する複数のコンサルタントを今後も雇用していきます。詳細については、ここからお問い合わせください。

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